(KJV聖書 公名翻訳)
 テモテへの手紙 第一 

4章


終末の背教

1 しかし、御霊がはっきりとおっしゃるとおり、後の時代になると、ある人たちは信仰から離れるようになります。
その人たちは、惑わす霊に関心を向け、


2 偽善によって嘘を語る悪霊の教えに関心を向けます。
彼らは、熱い鉄によって良心が焦げついています。
(つまり、良心が働いていない)
〈参照:黙示録9:9「鉄の胸あてのような胸あて」〉


3 結婚することを禁じたり、いくつかの食べ物をやめるように命じたりします。
(
律法主義にハマるクリスチャンへの警告。神様が何をお喜びになるかを考えず、見た目だけ信仰深そうに生きようとする。)
しかし食べ物というのは、信仰をもち、真理を知る人が感謝して受けるようにと、神様がお造りになった物です。


4 神様がお造りになられた物はすべて良い物なのですから、感謝して受け取るのなら、断わるべき物など一つもないのです。

5 神のことばと祈りによって、食べ物は聖められるからです。
(神様に感謝の祈りを捧げてから食事をする時、すべての食べ物は聖くなる)

6 これらのことを兄弟たちに覚えさせるなら、あなたは、キリスト・イエスの良い大使になります。あなたが従って来た良い教えと信仰のことばによって養われた良い大使です。

7 世俗的な世間話(老婆が話すような話*)を避けなさいむしろ、あなたは敬虔になるような訓練をしなさい。
(*老婆が話すような話とは、食べ物や健康、子育てやこの世のニュースやゴシップなど、多くの人が夢中になっているような話のこと。陰謀論者もハマりがちである。クリスチャンが、聖書や信仰のことよりも、そういう話に気を取られているべきではない。)

8 肉体の訓練もいくらかは役立つのですが、今のいのちと来たるべきいのちを保証する敬虔さは、すべてのことに役立つのです。

9 これは、信頼できることばであり、そっくり受け入れる価値があることばなのです。

10 私たちはお互いそのために苦労し、非難に耐え忍んでいます。
それは、すべての人々、特に信じる人々の救い主である、生ける神に信頼しているからです。


11 これらのことを命じ、そして教えなさい。

12 あなたは年が若いことを、誰にも見くびられないようにしなさい。
むしろ、ことばにおいても、会話においても、思いやり
(愛)においても、忠実さ(信仰)においても、聖らかさにおいても、信者の手本になりなさい。

13 私が行くまで、(聖書を)読むこと、熱心に励まし勧めること(叱咤激励)、教えることに集中しなさい。
(テモテはエペソ教会の若き牧師なので、一般信徒と異なり、励まし勧める働きと教える働きが託されている。)

14 預言により、長老たちによる按手を受けて授かった、あなたのうちにある賜物を軽視してはいけません。

15 これらのことについてよく考えて、あなたの貢献がすべての人に明らかになるように、これらに全身全霊をかけなさい。

16 自分自身にも、教えにも、よく気をつけて、それを続けなさい。
そうすれば、自分自身も、またあなたの教えを聞く人たちも救うことになるのです。







全クリスチャンへの警告①





プロテスタントの背教伝道者たち